作品研究 い

★★★・・イタズラなKiss【いたずらなきす】

日本のマンガがまず日本でドラマ化、そして台湾でもドラマ化、日本でアニメ化、舞台化…と手広く商売をやっているのだが、この記事は2008年に放送されたアニメ版に関しての記事である。通学に電車を使うシーンが見られる。駅の看板に「小野急 大蔵駅」との表記が。小田急電鉄が元ネタのようだ。話の内容は、主人公が満員電車の人波に飲まれて降りるつもりのない駅で降りざるを得なくなって遅刻する…という感じであった。

★★★・・ いちご100%【いちごひゃくぱーせんと】

主人公の真中(まなか)淳平と、彼を取り巻く女の子達が繰り広げるラブコメマンガ及びアニメ。単行本の12巻にて都電荒川線をモデルとした路面電車が登場。栄町(さかえちょう)など実際にある停留所名も登場。朝日町三丁目という架空の停留所も出てくるが、土佐電鉄の旭町三丁目となにか関係があるのだろうか?

車両の描写としては縦横比の狂いがいささかあるような気もするが、クオリティーは高い方ではないだろうか。電車内で痴漢に襲われていた女の子(向井こずえ)を真中が助けたところから、淳平とこずえの交流が始まる。同じ塾に通う2人なので、必然的に行き帰りの電車では一緒になることが多かった。カーブで電車が揺れてよろめくこずえちゃん、ふれあう2人の体と体…ラブコメだね。

★★★・・ 苺ましまろ【いちごましまろ】

静岡県浜松市を舞台にした作品。マンガにて浜松駅前が登場。どうせなら東海道線とか遠州鉄道とか出してくれればいいのに。

★★★・・ イナズマイレブン【いなずまいれぶん】

オタクばかりのサッカーチーム、秋葉(しゅうよう)メイト学園サッカー部?が登場する。その中に鉄道マニアが含まれているのだが、明らかに偏見が強い。ちなみに部室には鉄道模型があり、偵察に訪れた主人公のチームメイト、「目金(めがね)」は「おぉ、スイッチバックまで再現しているとは」と感嘆している。なんだコイツ。ちなみに目金氏、サッカーの大会に出場した理由は優勝すると行けるアメリカ旅行でアメリカ限定フィギアを手に入れたいから…らしい。

★★★★・ 頭文字D【いにしゃるでぃー】

碓氷峠が出てくるエピソードがあり、背景にちょこっとであるが、信越本線の廃線跡(レンガの橋)が出てくる。